心臓病を持った患者さんが体力を回復し、快適な家庭生活や社会生活に復帰することを目標に再発や再入院を防止するための総合的な活動プログラムです。
心臓病による長期間の安静生活や入院は、運動能力やからだの調節機能を低下させてしまいます。そのため、退院してからすぐには強い運動はできませんし、どの程度まで活動しても大丈夫なのかが分からないため、不安を感じることも多くあります。
そこで心臓リハビリでは、医師や専門の医療スタッフが患者さん一人ひとりに合わせた安全な運動療法を行います。さらに食事や生活習慣の改善、精神的なケアも同時に進めることで、体力の回復だけでなく、自信を持って元の生活に戻れるようトータルでサポートします。
心臓リハビリテーションの効果
心臓リハビリは、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)の患者さんや心不全の患者さんの死亡リスクや再入院リスクを減らすことが証明されています。さらに、心臓リハビリでは以下のような様々な効果が期待できます。

対象疾患
当院の心臓リハビリテーションの特徴
当院の心臓リハビリでは、専門知識を持った医師、看護師、理学療法士の専門医療職が関わって、患者さん一人ひとりの状態に応じた効果的なプログラムを提案し、実施しています。
心臓リハビリ開始にあたり、安全かつ効果的な運動処方策定のために心肺運動負荷試験(CPX)を実施しています。
実際の流れ
- 1診察
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- 当日の血圧や脈拍、体重など体調の確認を行います

- 2準備体操
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- レッドコードを用いた準備体操を実施します(約10~15分)

- 3運動療法
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- レジスタンストレーニング(約10~15分):下半身筋力強化
- 有酸素運動(約20~30分):自転車エルゴメーターを使用

- 4整理体操
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- レッドコードを用いた整理体操を実施、体調に問題ないか確認して終了(約5~10分)
心臓リハビリテーション室の紹介

心電図モニターで脈拍を見ながら、適切な運動療法を実施します。

CPXで個々に適した運動処方を行います。

心臓リハビリテーションルームです。明るく広々としています。
費用について
循環器疾患における心臓リハビリテーションは、健康保険による診療となります。 保険適応期間は治療開始日から150日間です。
心臓リハビリテーション1時間の費用の目安
| 負担割合 | 料金(目安) |
|---|---|
| 1割負担 | 約700円 |
| 2割負担 | 約1,400円 |
| 3割負担 | 約2,100円 |
月に1回心臓リハビリテーション実施計画書の費用が追加になります
| 負担割合 | 料金(目安) |
|---|---|
| 1割負担 | 約300円 |
| 2割負担 | 約600円 |
| 3割負担 | 約900円 |
リハビリ実施日時
原則下記日程で予約制となっております。10分前を目安にご来院ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00~ | ● | ● | ● | ー | ● | ● |
| 10:30~ | ● | ● | ● | ー | ● | ● |
| 14:00~ | ● | ● | ● | ー | ● | ー |
| 15:30~ | ● | ● | ● | ー | ● | ー |
※休診日:木曜日・土曜午後・日曜日・祝日
よくある質問
心臓が悪いのに運動しても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。むしろ、適切な運動は心臓の機能を改善し再発を防ぐことが医学的に証明されています。当院では運動中に心電図モニターで監視しながら、安全な負荷で運動療法を実践しています。
大きな病院で手術をしましたが、こちらでリハビリだけ受けることはできますか?
もちろん可能です。当院は基幹病院と密に連携しています。紹介状をお持ちいただければ、手術後の経過を共有しながらスムーズにリハビリを継続いただけます。
どんな服装、持ち物がいりますか?
動きやすい服装(Tシャツ、ジャージなど)と履き慣れた運動靴でお越しください。更衣室も整えています。
いつまで続ける必要がありますか?
保険適応期間は5か月(150日間)ですが、症状や病状によって異なります。まずは週1~3回程度通院していただきます。体力がつき、自身で運動や生活管理ができるようになるまで、スタッフがサポートいたします。
体調がすぐれない場合はどうすればいいですか?
リハビリ前の診察でご相談ください。症状が悪化するリスクがありますので、病状によってはリハビリを中止して精査を優先することがあります。





